今更感のある話

ご無沙汰しております。
クリスマスも終わり、後は年越しに向けての準備というところですがゆっくりしたい気持ちが先行してなかなか、、、

今日は御報告がてら今更感のあるお話しを少し。

司法書士には法務大臣の認定を受けて、簡易裁判所において取り扱うことができる民事事件(訴訟の目的となる物の価額が140万円を超えない請求事件)等について、その代理業務(簡裁訴訟代理等関係業務)を行うことができる「認定司法書士」と認定を受けていない、つまり簡裁代理権を持たない司法書士が存在します。

私はこれまで後者でしたが、令和5年度の認定考査(試験)に合格し、晴れて認定司法書士となりました。
これ、全然凄いことでも何でも無く、殆どの司法書士は司法書士試験合格後にそのまま認定まで取ります。

じゃあなぜ私は認定を取っていなかったのかって?
それはもちろん、試験に合格しなかったからです!

私が司法書士試験に合格したのは平成26年、登録は平成27年1月です。
で、平成26年の司法書士試験に合格した殆どの人は平成27年に実施される特別研修(試験を受けるための研修)を受けます。
が、私は仕事の都合などで平成28年に研修を受講しました。
今思えばこれが第一のマズかった点だなと。
1年も経つと民訴、民執、民保の知識もだいぶ抜け落ちており、復習が結構大変でした。

で、長い研修も半分を過ぎたあたりで身内が救急搬送されるなどのドタバタが立て続きに起こり、研修を途中で断念する可能性も出てくるという、、、
結果的に研修は最後まで受講できたのですが、研修後もそのドタバタに振り回され、その後の試験は散々たるものに終わり、、、
まぁこれは言い訳ですが、落ち着いて研修やその後の勉強が出来なかった点はやはりマズかったなと。

そんなこんなで数年間が経過したのですが、ここ最近になって

「このままだと研修費用が無駄になるよね!(確か15万円程度)」
「試験制度が変わったらいよいよ認定取ることはなくなるよね!」

という思いがなぜか強くなり受験することに。
研修費用もそうですが、確か研修時間も100時間程度あったと思うので、その時間もまた無駄になるなと。

受験する方向に舵を切ったは良いものの、あらためて勉強してみると「全然分からん!なんじゃこれ!!」で大変でした。
もともと認定考査(試験)の合格率は高いんですが、合格発表の時はそりゃ嬉しかったなぁ。

認定考査の受験後に来年以降の司法書士試験における記述の配点が70点から140点に変わるというどんでもない変更が発表されたのをみて、認定考査には関係ないにせよ「制度変更前に合格しといてよかったなー」と安心しました。

ちなみに、認定を受けてても簡裁代理権に関係する仕事を一度も受任したことがない司法書士は非常に多いようです。

そんなこんなで認定取りましたよーというお話しでした。

資格証の写真を変えたい

資格証、変更が生じる度に発行年月日が新しくなるの嫌なんですよね、、、
登録年月日が記載されないので、発行年月日だけ見ると登録から浅いと思う人もいるんじゃなかろうかなと。

と言うことで今年も残り僅かですが、年内にもう少し更新するつもりでおります!(多分!!)