業際
こんばんは。
今日は5月31日に申請した不動産の所有権移転登記が補正もなく終了したことが分かったので安心しました。
ホント、気が気じゃありません。。。
ご協力いただいた同期の先生、御礼申し上げます。
さてさて、
知り合いの経営者の方から「年末調整は誰に頼むもの?」という御質問を頂きました。
結論を言えば税理士なのですが、実際は社会保険労務士が行っているケースが多くあります。
語弊があるといけませんのでザックリとしか書きませんが、この件についてのゴタゴタは業際の問題として以前からあるようですね。
私に質問してきた経営者の方は税理士が「やらない」とは言わないが「進んでやろうとしない」という感じなので疑問に思ったようです。
顧問の税理士からしてみれば年末調整をやらなくて済むなら手間が省けて良いですし、労務士も年末調整を行うことで報酬を得られるため互いに深く干渉しない過去があったようです。
こうした業際問題は士業の世界では良く話題になる問題です。
司法書士と行政書士、弁護士と司法書士、行政書士と労務士等々、士業間の業際問題は常にあーだこーだ議論されています。
私はグレーな部分で業務を行うのが嫌というか面倒なので、業際問題に絡むような仕事は行わないようにしています。
ただ、司法書士と行政書士の資格を持っていますからこの点についての「業際」はストレスフリーです(笑)
私の記憶違いでなければ弁護士と(認定)司法書士による業際問題が今日から最高裁判所にて争われるようです。
司法書士側にとってはちょっとキツイ闘いのようです。
結果と言うより判決の内容次第では結構大変なことになる!?!?なんて声もチラホラ。
私は今のところ最高裁で争われている問題に絡む業務は行っておりませんので直接的な影響は少ないと言えますが、司法書士全体としては余り良くない方向に進む可能性もあります。
とは言え、簡裁代理権自体が中途半端な位置付けのため今回のような問題は遅かれ早かれ出てきたのかなぁと。
ともかく、動向を見守りたいと思います。
私が思うのはただ一つ。
士業のみなさーん、仲良くしましょー(笑)