口座の凍結で誰が困る?

こんばんは。
更新が1回で終わりそうでしたが何とか2回目です。
前回に引き続き相続に関係する話を少し。

相続が発生すると必ずと言ってよいほど出てくる「口座は凍結されるのか」という話。
一部例外を除き、銀行に言わなければ凍結されることは無いです。
だからと言って好き勝手使って良いという話にはなりませんが、口座凍結を気にするのは相続人だけではありません。

何で凍結って呼ぶ?

口座が凍結されて困るのは、その口座から料金を引き落としている業者さんも同じです。
例えば、電気ガス水道等の公共料金の引き落とし口座が凍結されると引き落としが出来なくなるため「困った」となります。

公共料金の場合、契約名義を変えるのは電話一本で済むケースが殆どですが、口座や支払い方法(カード払い等)を変更するには書類に記入する必要があるため、どうしても手続きに時間がかかります。

このため、公共料金の窓口に「口座を変えたい」等と言うと「今月分(来月分)のお支払いは大丈夫でしょうか?口座から落ちますでしょうか?」と高確率で聞かれると思います。

もちろん、支払いが1回滞った程度で「止められる」ことは無いですが、お互いに気を使う部分ではあります。
口座の解約等を銀行に申し出た時点で口座は凍結されますので、諸々の変更手続きが済んでいない場合は気を付けておきましょう。

という事で、明日は5月最終日。
なんだか予定がギュギュっと詰まっている感じですが、、、肩の力を抜いてやり過ごしましょう。