リスクは誰が負う?

こんばんは。
珍しく更新が続いております。多分今日までです(笑)

今更な話題ですが現在はコンビニで住民票や印鑑登録証明書が取得できます。
この書類を登記申請の際の添付書類として使えるのか?はもちろん使用可能です。

最近、法人登記の場面でコンビニで取得した印鑑登録証明書を使う機会がありました。
実はコンビニで取得した物を使用するのは今回が初めてで、実際に手に取っても見るのも初めてでした。

コンビニは便利

確かに世間で(と言うか司法書士間で)言われているように役所で取得する物に比べるとちょっと頼りない感じの作りではあります。

偽造されていないかの確認方法があるため初めてだったこともあり色々と試してみました。とは言え、今回は法人登記の場面なのでそこまで神経は使わずに済みました。

問題になるのは不動産登記における決済の場面等で使用する場合。事前に(決済日よりも前)に受け取れない場合はコンビニで取得したこうした書類を手続きに使用しない場合が殆どだとか(聞いた話なので実際はよく分かりません)。

なんか、こうした公的書類の取得が便利になった反面、司法書士やら法務局やらの作業が増え、且つ、司法書士においては新たなリスクを背負うという立ち位置が微妙だなと…。

リスクを負う分、何か特権的なものがあればなと思いますが残念ながら司法書士にはそういう面では何の特権もないなと。

コンビニで取得する書類の件に限らず、決済の場面などでも司法書士は大きな大きな責任を負うことになりますが奥の手のような特権は特にありません。

医者、弁護士、会計士等がその資格でしか作成できない文書があるように、司法書士にも何かリスクを回避できるような仕組みがあれば良いなと思います。

と、

言っても無駄なことをグダグダとだべっておりますが、立派な先人や先輩、同期達は見事にその役割を果たしていることも忘れずに書いておきますです。

さてさて、

明日は連休前最後の営業日。最近は休みが待ち遠しいです。明日も頑張ります。