融資について

こんばんは。
お盆休み以降、ほぼ毎日のように面談が入っており、その殆どが出先のため雨にもだいぶ慣れました…。
写真は県庁へ行った際に見かけた雨宿り中のネコ。

ネコは濡れるのが嫌い

触らせてくれたので雨でうんざりな心を癒して頂きました(笑)

さてさて

新規に事業を始める際に誰しも利用を一度は検討する融資。
日本政策金融公庫を利用するケースが殆どと思われます。

で、

良くいただく質問に「株式と合同ならどっちが融資を得やすい?」や「NPOや一般社団は?」というのがあります。

極端に言えば公庫の融資に関して言えば「どれも同じ」と思います。
ネットには様々な情報が飛び交っており「非営利法人は営利を追求しないから融資が難しい」というようなものを見かけますが全然そんなことはありません。

この点においては「営利を追求しない」という部分の意味合いを勘違いしているんじゃないかと思います。
確かに、収益が何も発生しないような活動がメインの法人であれば非営利法人であろうが営利法人であろうが融資なんか得られるはずがありません。

返済する原資が見込めないからです。当たり前の話です。

営利法人であろうが非営利法人であろうが事業の中身として利益を見込むことが出来ればそこから返済原資が生まれる訳です。
そうなれば返済が可能となるため、貸す側としても問題ない訳です。

公庫の融資においては法人格が何であれ、経験(技術)、自己資金、金融事故の有無、事業計画が主に大事なことに変わりはありません。
必要書類として代表者の2期分の源泉徴収票(または所得証明)や確定申告書の控えがあれば問題ないでしょう。
もちろん、自己資金を示す通帳の写しなどは必要になります。

融資の申込額が高額になれば協調融資等の方法もあり得ますが、その辺は公庫さんの方から提案があったりもします。
いずれにせよ法人格が○○だから、という部分は取り敢えず気にしなくて良いと言えます。

ただし、上記はあくまでも日本政策金融公庫に限った話であり制度融資やプロパー等はまた話が変わりますのでご注意くださいませ。

という事で、明日も面談やら役所やらの外回りを頑張ってまいります。