定款の「目的」
こんばんは。
今日は御昼過ぎに株式会社設立の打ち合わせで天神へ。
久留米のお客様でしたが所用で天神に来られるとのことでしたので市内でお会いすることになりました。
途中、都市高速が事故で渋滞していましたが反対方面だったのでお客様も何とか予定通りに到着されました。
久留米に限らず法人の設立は安く請け負う事務所も多い中、遠方の私にお声掛け頂いた事は本当に有難い限りです。
さて、
その設立に関してですが、幾つか挙げられるポイントの中に定款に記載する「目的」があります。
事業として行う予定である項目を入れておけば後々になって変更する手間も省け、登録免許税も安く済みます。
株式会社の設立に必要な登録免許税は基本的に15万円です。
設立時に幾つ目的を記載しても金額は変わりません。
ところが、設立後に「目的」変更するとなると登録免許税が3万円必要になります。
こうしたことから行う予定のある事業は最初から目的に入れておいた方が良いとも言えます。
ただ、あまり本業に関係のない項目をあれこれ入れているような「目的」は見栄え的にもあまり良くありません。
後で費用がかかるのを嫌ってやみくもに「目的」を増やすことは止めておきましょう。
たまに、同業の司法書士さんから許認可絡みでの目的の記載方法を聞かれることがあります。
許認可が絡む事業の場合は目的を正しく記載しないと後々になって目的変更をすることになってしまいます。
最悪、許可(認可)が下りないというケースもありますから神経を使う部分でもあります。
この「目的」についてですが、介護事業関連で目的変更しなくてはならない事業所さんが今後は増えてくると思われます。
この点についてはまた明日にでも。
さてさて、
夜の雨は激しかったですが、明日も天気は悪いようですね。
運転には気を付けましょう!