研修が孤立を防ぐ?
こんばんは。
今日は土曜日でしたが事務所にて面談がありました。
最終的にその場で御依頼頂いた事もあり、実に3時間近く初対面のお客様と話し込んでいました。
予定では2件の面談が入っていたのですが、うち1件が延期となったことで時間に余裕がありました。
じっくり話しが出来たことでお客様にも御安心頂けたのではないかと思います。
さて、
司法書士は毎年毎年、何かしらの研修を受け、決められた単位を取得しなくてはなりません。
単位が足りないと色々と面倒なことになるので早目に単位を取得しておくに越したことはありません。
が、
なかなか腰が重たくて平成28年度もギリギリな感じでした。
つい先日が単位の締め切りだったため、会からも単位数を確認するように何度も案内が来てました。
研修自体はとても勉強になる内容のものが多く、選んで受講できるため非常に有難い制度と(も)言えます。
こうした研修の仕組みは他の資格でもあったりなかったりですが、行政書士の場合は研修の受講義務がありません。
研修自体は行われているのですが、受講義務がありません。
これ自体は楽で良いのですが、その反面であまり良くない部分もあります。
それは、孤立する人が出てくるということです。
会や支部の集まりにも顔を出さない人の場合、研修にも出ないとなると1年を通して他の行政書士の人と接する機会がありません。
まぁ私もそれに近い存在ではあるのですが(笑)
幸い、業務で通じている行政書士の知り合いが居るため完全に孤立することはありませんが、そういうリスクはあると言えます。
司法書士の場合は試験に合格してすぐに新人研修が始まります。
合格者全員が集められる研修が終わると、各支部に分かれての研修が続きます。
司法書士として登録した後も最低でも1年近くは登録後研修があり、それが終わっても先に触れたように研修義務が待っています。
このため、どんなに人見知りな人でも完全に孤立するような可能性はほぼ無くなります。
行政書士の場合は試験に合格しようが、行政書士として登録しようが、義務的な研修は全く存在しません(多分)。
これ、本当に良いのかなと思う部分はあります。
研修を受講したからと言って必ずしも能力が向上する訳ではありません。
ただ、半ば強制的にでも顔をあわせる機会があることで研修以外の情報や話題などが生じ、何かしらの気付きが出てくると個人的には思います。
と言いつつ、行政書士にも研修制度が導入されるとちょっと大変だなぁ勝手ながら思ってしまいます。
なので、偉そうなことを言うのはこの辺で止めときます。
さてさて、
明日は予想に反して天気が回復しそうです。
桜を見る最後のチャンスかもしれませんので、娘を連れて出かけて来ようと思います。
良い休日をお過ごしくださいませ。