知っておきたいこと(A型事業所編)

こんばんは。

今日は雨が降るとは思いませんでした。

さて、

役所の対応がますます厳しくなる中でもお問い合わせが多い就労継続支援A型事業。

電話からの問い合わせが多い

これまで障がい福祉サービス事業に携わったことが「ない」一般の企業さんからの問い合わせが多いのも他の事業には無い特徴と言えます。

ただ、事前に是非とも知っておいていただきたいこと幾つかあり、それを知ったうえで計画を立てられた方が時間を有効に活用できると思います。

今日はそのうち一点だけを簡単に。

それは、

既に営利企業として活動している法人格でA型事業を行うことは出来ない、という点です。

既に企業として営業を行っており、その作業内容に応じて障がい者の方を雇用してA型事業所として運営していきたいという発想が大半だと思います。

しかし、この考えは実現不可能です。

就労継続支援A型は「社会福祉事業のみ」を行っている法人しか行うことが出来ません。

この「法人」は株式会社でも合同会社でも一般社団法人でもNPO法人でも種類は問いません。

しかし、その法人の目的に障害福祉サービス事業や介護事業などのように社会福祉事業「以外」の目的が入っているとA型事業は行えないことになっております。

このため、A型事業所の開設に当たっては新規で法人を設立する形になります。

ご相談の場においても、この点を知っただけで計画がひっくり返るようなケースもあります。

まずはこの点を把握して頂ければと思います。

その他の点についてはまた改めて書こうと思います。

ということで、明日の天気が気になるところですが外回りを頑張ってまいります。