判決
こんばんは。
娘の風邪を頂戴したみたいで体調がすこぶる悪いです。。。
さてさて、
一般にはあまり関心の無い争い事について最高裁判決が出ましたね。
弁護士と司法書士の業際問題。
今回の判決は予想通りの結果となりました。
債権額の総額で見られなかっただけでもマシだったのでしょうか…。
でも、ネットのコメント欄を見ると「司法書士なんて要らないんじゃね?」みたいな意見も出てきててビックリです(笑)
司法書士は他の士業に比べてどんな仕事をしているのかが一般に知られていないと思います。
もちろん、これは司法書士(会や連合会含む)が悪いんだと思います。
受験者数も軒並み減少し、人気の無くなってきた司法書士。
今回のような判決が出て、ニュースの見出しにも「司法書士業務の領域が狭まる」なんて出てくると益々人気が落ちそうですね(笑)
でも、です。
本来、司法書士に限らず士業で安定した売り上げをあげているのはその資格におけるメイン業務で利益をあげている事務所が多いと思います。
弁護士は裁判業務、司法書士は登記業務がメインです。
登記業務をメインで行っている司法書士には今回の判決は何も影響無いと言えます。
そもそも、簡裁代理権を一度も使用したことが無いという司法書士は私の周りにもたくさんいます。
なので、弁護士さんのことは分かりませんが司法書士については今回の判決で影響が出るのは一部の人なのかなぁとも思います。
だた、司法書士のメイン業務である登記件数が年々減少傾向にあることから先行きはあまり良く無いんでしょうね。
このまま登記案件が減少し続ければ自ずと司法書士の数も減ると思います。
需要がないなら消えていく、これはどの世界でも同じ。
今では後見や信託など新しい業務に活路を見出して活躍する司法書士もいますが、それも一握りかなと。
登記の件数が減少傾向にあるのはずっと前からの話で、そうした中で出てきたのが過払い金等の債務整理業務であったと思います。
私もその当時に独立していたら飛びついていたのかなー、どうなんだろうなー。
でも、でもですよ、
簡裁代理権が与えられる前から困っている人たちを助けてきた司法書士はたくさんいるんです。
この辺の事情がなーんにも表に出てこないのは非常に残念です。
ともかく、今回の判決に関係なく司法書士の将来は良いとは言えないのかなというのが持論でございます。
いずれにせよ、簡裁代理権をフルに使用し多くの人達を助けてきた一部の司法書士にとっては今回の判決が納得いくものでないことは言うまでもありません。
と、体調がすこぶる×5くらい悪いので今日は寝ます。
熱のせいか文章構成もめちゃくちゃな感じですがお許しくださいませ。
おやすみなさい。