快復の兆し
こんばんは。
今日は夕方から義母が入院している九大病院へ。
(画像が粗くてすみません…)
以前の記事に書きましたが、3月2日に義母が救急搬送され3週間以上生死を彷徨っていました。
病院到着があと数時間遅くなっていたら間違いなく亡くなっていたほどの症状でした。
病名は急性細菌性髄膜炎。
髄膜炎自体はある意味一般的ではありますが、実際には幾つかの種類があり義母の場合は最も危険な部類に入るものでした。
いずれ機会があれば詳細を書きたいと思いますが、今回の髄膜炎が発症した原因は誰しも持っている可能性のある肺炎球菌でした。
肺炎球菌自体はそれほど怖いものではないみたいですが、高齢者や乳幼児等は肺炎球菌が原因で髄膜炎になると今回のように危険な状況になるようです。
以前、テレビで頻繁に肺炎球菌の予防接種を受けるようCMが流れていましたが、結論を言えばこの予防接種を受けていれば今回の髄膜炎は防げていたようです。
もちろん、100%ではないようですが予防接種を受けてさえいれば最悪ここまでの状況にはならなかったと思います。
皆さんも60歳以上の方が周りにいらっしゃれば是非とも肺炎球菌の予防接種を受けるよう勧めて頂ければと思います。
昨日まで元気で「ちょっと風邪ひいたかな」と思って寝たら、その数時間後は死の淵を彷徨い最悪は死亡する、というとんでもない病気です。
命が助かったとしても重大な後遺症が残ることも多いため、本当に恐ろしい病気です。
入院から2ヶ月が経ち、義母は退院の目途がやっとつきました。
右耳が聞こえなくなってしまいましたが、かすかに左耳の聴力は残っているため補聴器で何とかなるかなと。
癲癇や臓器不全などの後遺症は今のところ無いようなので贅沢は言えないところです。
本来は重症でも1か月程度で治るようなのですが、義母の場合は別の要因が絡んでいたため少し長引きました。
先月中旬頃まで嫁さんは生きた心地がしない日々を送ってきたため、げっそり痩せてしまっていました。
最近では先の見通しがついたため食欲も戻り元気になってきましたのでこちらも一安心です。
これまで私も子供の送迎やら何やらでいつもよりは大変でしたが色々と勉強にもなりました。
これまた以前に少し書きましたが、2016年は何だか落ち着かない日々が続いています。
ただ、少し落ち着いてきたかなと思えるようにもなってきましたので、もう少しの辛抱かなと。
ということで、明日は娘を「どんたく」に連れて行きまーす。